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2010年11月 9日 (火)

純白の花 (帰省の記録④)

帰省2日目。今日は高校時代の友人の結婚式。名古屋駅のそばにある式場へと向かった。

式場に着くとすでに高校時代の友人3人はみな到着していた。「久しぶり!」なかには卒業以来会っていない友人もいる。みんな変わらないものだなぁ・・・その姿を見てほっとする。

チャペルでの挙式。純白のウェディングドレスを身にまとった友人がお父さんと腕を組んで一歩一歩バージンロードを歩いていく。結婚式に参列させてもらうときはいつも、一番はじめのこの場面が一番泣けてしまう。なぜなのかはっきりとはわからないのだけれど。でも、とにかくまずはおめでとう、本当によかったねという思いが胸の奥からあふれ出てきて止まらないということ。それから、一緒に笑いあったり頑張ったり苦しんだりと何気ない日々をともに過ごしてきた友人が、今日はあまりにも特別にキラキラしすぎていて身震いしてしまうような感覚。どこか特別なところへ行ってしまうのではないかという複雑な感覚にとらわれて、それが喜びとまじりあってなんとも言えない気持ちになるのかもしれない。うまくは言えないけれど。

ふたりのあいだにあふれだしている喜びとしあわせがあらゆるものに光のようにふりそそいでいるのが見えるようだ。彼女たちのこれまで生きてきた日々にかかわったたくさんのひとたちから式場のスタッフまで、その会場にいるひと誰もが「おめでとう」という同じ気持ちで過ごすことができる今日という一日がとても貴く美しい時間に思える。

華やかなドレスを着てまぶしいくらいに美しい友人。普段なら冗談を言ってビシバシ叩いたりできるのに今日はそっと触れることさえはばかられる。ほんの少し会話ができただけで飛び上がるくらい嬉しくなる。

「ちょうちょう(ちょっとちょっと)、また面白い話あるで来やあ!(面白い話があるから来て!)」高校の教室で、いつも私たちを集めては楽しい話を披露してくれた彼女。それはおちゃめな家族の話であったり、日常の心あたたまる話であったり、私たちをいつも明るい気持ちにさせてくれた。感情表現がとても豊かで、ある朝は泣いていたり、またある日にはテニスのペアを組んでいた私のプレーがあまりにも下手すぎて本気で怒ったり。でもほとんどは私のそばで明るく笑っていてくれた。

そんな彼女のことが大好き。本当に本当におめでとう、そしてありがとう。これからもずっとよろしくね。

***

  ウエディング・ソング   作詞:一倉宏 作曲:斎藤和義 より

あぁ 白い花が 揺れて笑う  

とてもきれいだ

あぁ 出会う不思議 愛する不思議 

扉を開けて

そのひとを選んだ 

人生がいまはじまる

誰もしあわせしか 

いらないだろう

それだけを祈るだろう

しあわせのその日に

ひとはなぜ震えて泣く

あんなに輝いた 笑顔のあとで

こんなに愛されながら

***

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