« はじめまして2011年 | トップページ | すき焼きの奇跡 »

2011年1月 5日 (水)

体は全部覚えている

2010年から2011年になって、はや5日が過ぎた。
しかし、私の体は、まだまだ2010年設定から切り替わってはいないらしい。

新年、初仕事。
宅配便の宛名を書く。日付を入れる。

「2010年1月5日」「2010年1月5日」「2010年1月5日」・・・。

3件めになって、やっと気づいた。そうか、いまは2011年だ。

私の手は勝手に、握っているボールペンに「2010年と書きなさい」と指示しているのだ。止めることはできない。たぶん、頭でしっかり考えて「2011年と書くのよ!」と指示してやらないと、手のすばやさには負けてしまう。

きっと、明日も同じことをしてしまいそうな気がする。2010年と書くその動きに慣れてしまった1年間の記憶を塗り替えることは、手にとってたやすいことではないのだ。

...

数日間実家で過ごして戻った日。体が覚えているせいで、どうしてもやってしまう行動がある。

それは、水道の蛇口の使い方を間違える、ということだ。

実家の水道も、このアパートの水道も、レバー式(シーソーみたいに上から押したり下から押し上げたりするもの)である。
困ったことに、バーの上げ/下げと、それに対応する水を出す/止めるの設定が、実家とアパートとではまったく逆なのだ。

実家に帰って数日はアパートの癖がついているから、間違える。
アパートに戻ってくると、実家での使い方を覚えているから、間違える。

水を止めようとしたのに、急に「ジャー!!」っと勢いよく水が出て何度びっくりしたことでしょう。

ほかにも、体が覚えているためについやってしまうことはたくさんある。めがねをはずしたのに、かけていると思って鼻の上部を手で押し上げてしまう(めがねを押し上げたつもり)。腕時計をしていないのに、何度も腕を見てしまう。階段があと一段あると思ってそのように足を下ろしたら段がなく、足に変な衝撃がはしる・・・などなどきりがない。そしてどれもこれも、人前でやってしまうと(ひとりでも)かなりはずかしい。

...

体って、変化する季節の流れや毎日の空気の違いを受けとめることは得意だけど、ひとが決めた区切りや、突発的な変化には弱いみたい。

***

 くるあさごとに  岸田衿子

くるあさごとに
くるくるしごと
くるまはぐるま
くるわばくるえ

詩集『あかるい日の歌』

***

くるくるめまぐるしく変化する時間の流れに、なかなかついていけなくて・・・。

|
|

« はじめまして2011年 | トップページ | すき焼きの奇跡 »

日々のこと」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

おじゃまします^^
今年もよろしくお願いいたします!

私も、全部やってしまいます(゜□゜;)
一度習慣になったことを急に変えるのって本当難しいですよねえ~。

投稿: くまぼぼ | 2011年1月 6日 (木) 19時08分

くまぼぼさん

コメントありがとうございます。嬉しいです! 今年もよろしくお願いいたします。

くまぼぼさんも、やってしまうのですね。
私だけじゃないんだと、ほっとしました(こんなこと言ってるからちっとも直らないのですが・・・)!

本当、習慣って、手ごわいものですね。

投稿: どんぐり | 2011年1月 6日 (木) 21時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1423813/38352202

この記事へのトラックバック一覧です: 体は全部覚えている:

« はじめまして2011年 | トップページ | すき焼きの奇跡 »