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2011年3月22日 (火)

笑顔を求めて!

今日は久しぶりに、いつもどおりの一日を過ごすことができた、と思う。

地震が起こってからこれまでは、心のほとんどの部分が地震のことで占められていて、気持ちが沈みがちになったり、なかなか物事に前向きに取り組めなかったりした。「いつもどおり」に過ごすことができていなかった。

私は、健康診断の施設で、電話での予約受付、問い合わせ対応の業務をしている。地震直後の数日間は電話もほとんど鳴らず、予約していた受診者さんも来られない方が多く、とても静かな日々だった。

ところが連休明けの今日、息を吹き返したかのようにジャンジャン電話が鳴った。予約のFAXが大量に届いた。いつもワンコールでとりたい電話だが、久しぶりに今日は追いつかなかった。

意識的に、いつもよりももっと元気いっぱいの声で電話に出る。「こういう状況ですから、キャンセルを…」という電話も多かったが、「新年度の予約、80名くらいお願いします!」などという春からの予約の電話もたくさん来た。嬉しい!  

会社の健康診断担当者の方は、20代の若い元気な男女をはじめ、とても気さくなおじちゃんや優しいお母さん(イメージ)、まれに代表取締役の方までさまざまなのだけれど、そういう方々と話をして健康診断の計画を立てているうちに、どんどん元気が出てきた。そしていつの間にか、すっかり普段のペースを取り戻していた。自然な笑顔を作れるようになっていた。いつものように、ちょっときついことを言ってしまって反省する自分も出てきた。元気になった証拠だ。

これまで自分を元気に保つことができなかった分、これからはもっともっと元気に過ごしたいと思う。泣いた分だけ、笑ってみよう。いや、泣いた分だけじゃ足りない。泣いた分以上、泣いた分の数十倍笑うんだ。
それから、もともと自分は孤独に強いと思っていたけど、この数日間でそうでもないことにも気づいた。すごく心細くなったり、どうしようもなく人恋しくなったり。でも、こういう気持ちを持てるということはたぶん、私にとって大切なひとが増えたからだと思う。そういう周りのひとたちに感謝したい。

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地震 笑顔になる話 

地震 笑顔でいること

このブログの、最近の検索ワードのなかにあったもの。どこかの誰かがこの言葉を入力して、このブログにたどり着いてくれたわけだ(結果、たどり着いていたのはこの記事。笑顔になるような話ではなくて申し訳ないのですが)。

この言葉を入力したのは、被災地の方なのか、被災地の方に笑顔を送りたいと思った方なのか、私のように、なかなか笑顔になれずどうにかしたいと思った方なのかわからないけれど、笑顔を求めていることだけは間違いない。

ものすごく大変な状況なのに、それでも笑おうとする被災地の人たちの姿に心を打たれる。被災地の人を応援しよう、元気にしようと力強い笑顔をつくる人たちの姿に感動する。

私も、もっともっと笑顔いっぱいに、元気よく歩いていかなければ!

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東京外国語大学、多言語・多文化教育研究センターからのお知らせを貼り付けさせていただきます。

今回の地震で被災された外国人のかたで、情報がなくてお困りのかたなどいらっしゃいましたら、こちらから探すことができます。ライフライン、原発についてなど多言語に翻訳されています。

■東日本大震災に関する被災者向け情報<多言語版>をウェブサイトで提供しています
http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/

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