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2011年6月 4日 (土)

よみがえれ、情熱!

きょうはよく晴れました! うれしい散歩日和。気づいたら2時間近く歩いていて、帰ったら汗びっしょりに・・・。

本屋さんで、サッカー日本代表長友佑都選手の『日本男児』(ポプラ社)を手にとり、思わず一気に読んでしまった。長友選手の熱い言葉が、まっすぐに心に向かってくる。なんて熱い人なんだ! どうしてこれほどにも強い心を持てるのだろう。

最近の私はかなり立ちどまり気味だった。やりたいこと、やらなきゃいけないことは山ほどあるはずなのに、自分を甘やかしすぎている。わかっちゃいるけど、でも少しだけ休憩も必要だなんて言いわけばかりして、ちっともやろうとしていなかった。

そんな自分がとても恥ずかしくなった。立ち読みしながら、恥ずかしさで熱くなってきた。でもその次には、それとはちがう熱さが心の底から沸き起こってきた。

「僕はこんなもんじゃない」――本のなかで一番衝撃を受けた長友選手の言葉だ。だったら、

「私だって、こんなもんじゃない」

そう言える。この本には、こんな私にも、はっきりとこう言わせてくれる力があった。絶対に、自分もできる。努力していける。壁をチャンスととらえて乗り越えていける。そう思う。

*

友人であり、尊敬する先輩でもある翻訳者さんが、最近また一冊訳書を出した。その本は、本屋のエンドの平台に堂々と積まれていた。それを手にとったとたん、体じゅうに電気が走った(ような気がした)。この本にこめられた友人のあふれるほどの気持ちが、手を通して伝わってきたかのように。本は、ズシリと重かった。

ちょうどこの本を訳している真っ最中、友人は、あまりにも忙しい日々ながらも輝いていたのだと思う。この本の翻訳がとにかく面白くて、楽しくてしかたがない。こんな面白い本の翻訳をやらせてもらえるなんて幸せだ、と言っていた。

学習中の身である私は、まだまだ本1冊の翻訳なんてしたことがないから、それがどれだけ大変なものなのかはわからない。寝ても覚めても、ずっとやりつづけたとしても、それでも足りない。もっともっと、私の想像をはるかに超えるくらいの努力が必要なのだろう。そういう状況のなかでも、心から楽しいと思って訳すキラキラの友人。なんてステキなのだろう。それが形になったのだ。

そんなことを思い出していたら、まだ読んでもいないのに、感動してしまった。読めばもっともっと、最高に感動するにちがいない。翻訳への愛がたっぷりつまった本。出版、本当に、おめでとう!

そう、そうなのだ。いくら才能のある人だって、努力なくしては成功なんてありえない。いま素晴らしく輝いている人だって、その裏に、並大抵ではない努力、努力、努力があるはずなのだ。そこにはその人だけの、ストーリーがある。何年もかけて、形にしてきたものなのだ。

私は、翻訳の勉強を始めてこの春で5年目に突入した。振り返れば、1年目、2年目などは、今とは比べものにならないくらい熱かったし、とにかく翻訳を勉強することが楽しくてしかたがなかった。少しのすきま時間も無駄にしたくはなかった。自分は何をしなくちゃいけないのか、自分には何が足りないのか。考えては、そのためのメニューをつくり、学習に励んでいた。

その情熱を、今日、思い出した。やらなくちゃ。今すぐに、やらなくちゃ。あのときの情熱がよみがえって来た。強い気持ち。絶対に、できる。やれば必ず成長する。

「私は、こんなもんじゃない!」

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