« いただきものの手作り味噌と梅干しで | トップページ | 健康診断のススメ »

2011年8月19日 (金)

人と人とを結ぶ糸

きょうは、送別会があった。

久しぶりの大勢での飲み会。こういう場ではいつも、緊張してしまう。たくさんの人の前でのおしゃべりがちょっと得意ではなくて、いつもはじっこのほうの席を選んで座ってしまう。

でも、おいしい食事と飲み物を囲んでのにぎやかな雰囲気、決して嫌いではない。楽しいおしゃべりで場を盛り上げてくれる人たちのことが好き。笑いあう人たちの顔を見るのが好き。私も、その輪の一部分となって、思い切り笑わせてもらえることがとても嬉しい。きょうは、本当に、腹の底から、いっぱい笑ったなぁ。

ありがたいことに、この私にも、多くはないけれどさまざまな人との結びつきがある。会社の人間関係もそのひとつ。それは家族や友人ほど強いものではないけれど、でも毎日顔を合わせているわけだから、時間的にも大部分を占める重要な人間関係だ。

けれど、会社の人ととことん仲良くなれることはなかなかない。楽しく心地よく仕事をする仲であっても、お互い私生活にまで踏み込むところまではなかなかいかないものなのだ。仲良くなることも、ときには、あるのだけれど。

そういう、つかず離れずのような人間関係も、あってもいいのかなと思う。

私のわるいところもよいところも知っていてくれて、どこまでもつきあってくれる友達や家族との関係はもちろんほかとは代えられないほど大切なのだけど、

でも、ドライな人間関係も心地よいもので、必要なものなのかなとも私には思える。

いろいろなことを考えず、腹の底から笑う日があっていい。

私の小さな悩みや、家族のことや、翻訳者への夢のこと。そのほか私生活のことやメールアドレスなんかを知らない人たちとだからこそ、力を抜いて思う存分笑える、そういうこともある。あってもいいのだと、思う。

*

3月11日の地震が起こる前は、あまり、感じることがなかった――こちらに身内や親戚がいるわけでもなく、ほいっと都会にやって来た私だけど、特に、心細いとかそういうことを、感じたことがなかった。

けれど、あの地震の日を境に。都会にひとり、とりのこされたら、私はどこへ向かって歩いて行けばいいのだろうか。どこを、何をめざせばいいのだろうか。考えてもしかたがないけど、時々不安に押しつぶされそうになった。
でも、同じ敷地内には私の顔を知っていてくれる大家さんがいるし、幸運にも、都会生まれの親しい友人がいてくれるので、万が一の時にはそちらに向かって歩いていくことに決めてある。

細くても強い糸か、やわらかな毛糸か。それともたこ糸、綱引きみたいに太い綱? 
私と人とを結びつけてくれている人間関係の糸はほんとうに、さまざまだ。どれもこれも、私にはなくてはならない一本一本の糸。ピンと張ったり、ゆるんだり。結び目が出来たり、ほどけたり、時には見えなくなりそうになったり。いろいろあるけど、それでも切れずにつながっていてくれるそういう糸を、大切にしていかなければと思います。そういう糸があることを、糸の先に、ひとがいてくれるということに、感謝しなきゃなと思います(なんだかまとまらない話になってしまいました・・・)。

|
|

« いただきものの手作り味噌と梅干しで | トップページ | 健康診断のススメ »

考えたこと、いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1423813/41282200

この記事へのトラックバック一覧です: 人と人とを結ぶ糸:

« いただきものの手作り味噌と梅干しで | トップページ | 健康診断のススメ »