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2011年9月22日 (木)

電車ストップと見える化

また大きな被害をもたらした台風・・・恐ろしかったです。

会社から帰宅するために外に出た途端、あの強風には本当に恐怖を感じました。

午後3時過ぎ、早めに帰りなさいという指示が出て駅へと急いだ。乗り換えのために降りた駅から先の電車は、強風のためすでにストップしてしまっていた。車内で30分ほど待ってみたけれど動く見込みがないため、別ルートで帰ることにした。別ルートの電車は、激しい暴風雨のなか頑張って走ってくれていたのだが、途中、突然、急ブレーキがかかり停車してしまった。倒れた木が線路をふさいでいるためだという。

「運転再開まで、かなりの時間がかかると思われます」

どれくらいかかるのかな・・・。強風で時折左右に揺さぶられる車内で再開を待った。窓の外には、恐ろしいほどしなり倒れるまいと必死に耐えている木々たちが見える。

30分ほど経ち、

「ただいま作業員が到着いたしました。これから撤去作業に入りますが、2,30分かかると思われます」

というアナウンスが入った。あぁ、この暴風雨の中、電車を動かすために作業をしてくださる方々がいるのだ・・・。さっき、外をほんの少し歩いただけでもとても怖かったことを思い出す。大変危険な状況の中で、雨風に思い切りさらされながらの作業・・・どうか、危険が及びませんようにと祈るばかり。

15分ほどして、撤去作業の終了とまもなく運転再開しますとの放送が入った。

あぁ、よかった。ほんとうにありがとう、作業員さん、運転手さん、車掌さん・・・!

再開を待っているときとてもありがたかったのが、状況のこまめな報告だった。

車掌さんは、繰り返し伝えてくださった。いまどうなっているのかを。作業員がこちらに向かっていること、到着したこと、作業を開始したこと、具体的にあと何分くらいかかるのかということ――そのうえ、車掌さんはなにも悪くないのに、ご迷惑おかけして申し訳ありません、と何度も何度も謝罪していた。

そういう心配りがあったから、私たちは安心して待つことができた。およそ1時間、何も言わずに、皆車内で静かに過ごした。

現在の状況や、先のことがわからない状態いうのは一番不安である。
たとえば、「運転再開の見込みは立っていません」とか「どれくらいかかるかわかりません」などという放送だったら、希望より絶望のほうが大きくなって不安にさらされたことだろう。トイレのない車内に不安になり、思わずトイレに行きたくなってしまったかもしれない。

でも、そんなことはまったくなかった。落ち着いて、手持ちの本を読んだり、時折外を眺めては頑張ってくださいと応援したり、気分をわるくする人などはいないだろうか、みんなどうやって過ごしているのだろうかと周りを眺めたりしながら時間を過ごした。

いつもの倍以上の時間がかかったし、こわい思いもしたけれど、無事に帰りつくことができたこと、ほんとうにありがたいと思いました。車掌さんのあたたかいアナウンスが嬉しかった。感謝します。

*

先のことがわからないと、不安になる。いまどんな状況かわからないと、不安になる。

どんなことだって、そう。

でも、それを嘆いて不安がっているばかりでは、ちっとも前に進めない。

それよりも、少しでも状況がよくなるように、いま自分が出来る目の前のことをひたむきにやっていけばいい。そして、少しでも動きを作り出せたそのことをそのまま見つめてやる。いまどんな状況なのか、見えるように、わかるようにしてやる。

そうすれば自ずと不安なんて消え去って、いつのまにかキラキラの希望に変わっているにちがいない。

そんなことを思って・・・。台風の話からかなり強引なのですが(いちおう、つながっている)、あしたからひとつ新しいことを初めてみようと思います。見えないものを、見えるようにしてみようかな・・・「見える化」(という言葉がふさわしいのかわからないけれど)してみようかな、と。新しいことなんていうと大げさかもしれないけれど・・・。

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