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2011年9月 7日 (水)

赤いも、白いも、なんのいも?

昨日とは違って、今日の帰り道はきれいに晴れた夜空に半月。そして美しい虫の声。

圧倒的に広い空と虫の音のなかにいたら、なんだか自分がどこにつなぎとめられているのかわからなくなるような、急な不安に襲われてどうしようもないような気持ちになった。またもやずぶずぶはまりこんで、そこから帰ってこれないかと思った(あぁ、もういいかげんにしなさい! この後ろ向きどんぐりよ)。けど、どこからともなく、「どんぐり、帰って来い! 秋だよ! あんたが主役の秋がやってくるよ。そんなんでどうする!」という声が聞こえてはっと我に返った。

よかった。ちゃんと、帰って来られた!

*

というわけで、秋です。

会社の人から、おいもをいただきました。田舎の親戚から送られてきたのだそう。
Photo
赤いのと、白いの。

「白いのは、すりおろして食べるんだと思うよ。とろろみたいなやつね」

そう言われ、とろろそばを作ろうと、張り切って白いいもをすりおろしてみた。

ん? んん・・・? 

何だか様子がおかしい。しゃりしゃり~ん、というように気持ちよく芋がすべっていかない。ごじごじごじごじ・・・固くてちっともうまくいかない。おっかしいなぁ。

土日が明けるのを待ち、朝一番に彼女に尋ねる。

「あのいも、実はとろろじゃないでしょう? さつまいもみたいだったよ」

「そうそう、そうでしょ。あたしもさあ、おかしいと思ったんだよね。で、どうやって食べるのか聞いてみたら、天ぷらがいいんだってさ。で、あたしもやってみたら、それがさあ、もう激うま! どんぐりさんもやってみなよ」

ふむふむ。じゃあ私も!

Photo_2
ゴーヤと舞茸も一緒に。
赤いいもよりももっとねっとりしていて、甘くてとてもおいしかった。
(おいもとゴーヤはカラリと揚がったけれど、舞茸はちょっぴり失敗。温度が下がっていたようで、ふわふわの仕上がりに。でもま、それもいいかね)

とろろそばが食べられなくて心残りだったので、また別の日に、長いもを買ってきて作りました。

Photo_3
(卵を割るのに失敗し、流れだす黄身を、オクラとかつおぶしで大急ぎで押さえたのでした←言わなきゃいいのに)

さつまいもの天ぷらといえば、うちの母の大好物。もうずっと昔だけど、父がどっさり作って、「好きだろ、食べろ」と、母にすすめていたことを思い出す。なんてことのない日常のひとこまの、ちょっとしたひとことなのだけど、なぜだか今でも忘れられない。

だれかのために料理を作って、それを食べてもらえることって、とても嬉しいものですからね。家族や友人や好きな人へ――料理が上手ではないこの私も、張り切って作ったものでした。ありがたいことに、その昔おつきあいをしていた人の大好物は、にら玉とペペロンチーノだったので、あまり失敗せずに済んだのでした。餃子(気合いを入れて、皮から手作りする)やハンバーグなど手間のかかる高度なものは、一緒に作るのでした。

まだまだ失敗ばかりで上手ではないけれど、料理を作るのはとっても楽しい。そして、一緒に食べる人がいれば、嬉しさも倍になるはず。

秋。おいしいものをおいしく食べることが、ますます楽しくなる季節だ! いろいろ、チャレンジしてみたいなぁ。

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コメント

天ぷらもおそばもおいしそう!!heart02

投稿: jasmine | 2011年9月 8日 (木) 22時27分

嬉しいお言葉をありがとうございます! お料理上手のjasmine さんは、私のあこがれです☆

投稿: どんぐり | 2011年9月 9日 (金) 20時17分

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