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2011年11月13日 (日)

魅惑のタイル(陶磁器の旅⑤)

(きのうの記事のつづき)

国際陶磁器フェスティバルの会場を出て昼食を済ませ、くつろいでいたとき。

「見せたいものがあるんだ」

と、友人が言った。

たどりついた場所は、こちら。

Mozaiku_omote

Mozaiku_soto

友人は現在、タイルの営業の仕事をしている。お客さんがいらっしゃったときいつもここを案内しているのだそう。きょうは私のために、そして、フェスティバルの時期だからということで、特別に開けてくれたのだ。
ここは、古くからのタイルが集められ大切に保管されている場所。

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蝶のかたちがかわいい。

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テーブルセット。クッションらしきものもある。

Photo_5
鯉も泳いでいますよ~。

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葉っぱを押し当ててつくったと思われるすてきなタイル。

Photo_7
壁にもこんなふうに埋め込まれていたのですね。

外からみたらとーっても古めかしい集会所みたいな建物だったのですが、なかには宝物がいっぱいつまっていました。昔むかしのタイルが、大切に保存されていました。あらためて、タイルは生活のいろいろな場所で使用されていたのだなぁ・・・と、タイルの歴史を振り返りながらちょっとうるうる(しそうになる)・・・。

友人はとにかくタイルが好き。横に並んで歩いていても、いつの間にか友人の姿が消えていることがよくある。振り返ると、彼女は足を止めて建物を眺めたり、足元に目を落としていたりします。タイルを見つめているのです。

これまでは、「家」とか「家の壁」というとらえ方しかしていなかった私も、友人の影響でその家の壁に貼られているタイルを見つめるようになっていました。街には素敵なタイルがあふれていますよ!

「タイルの営業はどう?」

と聞くと、それがとても難しいんだよ、という答えが返ってきた。

営業をするときは、「タイル」という小さな単位でしかない。しかし、お客様の立場からすれば、タイル1枚の世界ではなく、できあがった壁や家や建物という大きなものを購入するイメージであるわけだ。だから、タイルを売るとき、いかにして全体のイメージを持ってもらえるようにできるか、というところが一番難しいのだと話してくれた。

そうだよなぁ。壁って重要。たとえば、カーテンを変えると部屋のイメージがガラリと変わるけど、さらに大きな建物なんかを考えたら、一枚のタイルにかける思いは相当熱いものになるはずだし、決断もかなり難しくなる。

そんなことを考えていたら、ますますタイルが魅力的なものに思えてきた。

タイルの浪漫。とってもいいものを見せてもらいました!

(つづく)

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