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2012年2月27日 (月)

進化

「小学生のころ、石炭当番っていうのがあってね、」

きょうも空気が冷たい一日でした。寒い、寒いといいながらこんなことを話し始めたのは私より20くらい年上の人。

「当番さんは、みんなより少し早く学校に行かなきゃいけなくてね、じゃなきゃ教室があったまらないから。重たい石炭を運んでいって準備ができると、先生が火をつけてくれるんだ。でも、あったかいのはストーブの周りだけだから、1週間ごとに席を移動するんだよ」

岩手県出身だからなおさら、冬の寒さがほんとうに厳しかったのだという。

いまはほんとうにありがたい。石油ストーブ、エアコンにこたつに電気カーペット。快適に過ごすことを可能にする暖房器具はよりどりみどり。石炭の時代(もっとさかのぼれば、火鉢なのかな)からこれまで、よく進化したものだなぁと思う。

それにくらべて人間は、どうしてもっと進化しないんだろうか。

ペンギンみたいに、寒くてもうまく体温を保つことができるような体の構造になるとか。

シロクマみたいな分厚くて性能のいい毛に覆われるとか(←冬のあいだだけ。冬がおわったらまたひっこんで、暑さに耐えられる皮膚になるのです)。

人間の体もこんなふうになればいいのに。耐えがたい寒さにこんなにもさらされているというのに、暖房器具はこんなに進化しているというのに、なぜヒトはちっとも進化しようとしないんだろう。

それとも、ものすごくゆっく~り、進化していたりして。いま産まれている赤ちゃんはもしかしたら、自分よりもほんの少しだけ、寒さに強い体の構造をもっているのかもしれないな。

(進化という言葉を使っていますが、それがふさわしい言葉なのかどうかわからず・・・。進化という言葉を理解するのは難しいです。言いたいことは、寒い地方に住む人のほうが少しばかり寒さに強いとか慣れているとかいうことではなくてですね。もとから、生まれつき、寒さに耐えうる体の構造をもった生き物になれたらいいのに、ということなのです)

それとは反対に、夏は夏で、暑さに強い体の構造になることができたならもう、こわいものなしですね。

ラクダはどうやら、暑さにも寒さにも強い動物らしい。いいなぁ、ラクダになってみたい。

といっても、あまりにも寒さを感じなくなるのはさみしいし、厳しい寒さがあるからこそ、春が来るのが待ち遠しくなる。桜が咲くのが楽しみでしかたなくなるわけで、

だから、寒さ暑さをほどほどに感じられるくらいに。

ほどほどに、進化できるといいのだけど(なんてわがままな)!

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