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2012年3月

2012年3月31日 (土)

きなこ黒ゴマビスケット

きなこ黒ゴマビスケット。

Photo_2
いつの日か、シフォンケーキと焼き菓子の店をひらきたいと考えている私の姉が作ったものです。

このあいだまで、ほろほろクッキーの研究をしていたのだけど。今度はビスケットだ☆

最近は、体にやさしいものを食べたい、つくりたいと考えているらしい。

このビスケットは、バターをつかっていないのだそう。だから、生地の扱いがむずかしく型抜きができなかったんだって。でも、大ざっぱに切って思うままにブツブツと穴をあけたような感じが素朴でかわいい。

姉とは遠く離れているから、いつも写真でしか味わえないのがとても残念~。

「味はおいしくできたけど、サクサク感を出すにはまだまだ何回も作らないかん」みたいです。きなこ×黒ゴマ×サクサクだったら、私は毎日食べたくなっちゃうだろうな。

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2012年3月28日 (水)

春のお別れ、新たな出会い

10日ほど前のこと。職員の異動が発表された。

私が所属しているのは6名だけの、まるで家族みたいな小さな課。
今回、そのなかのパパとママが異動することになってしまった。

のんびり屋さんでちょっぴりスピード感に欠けるため、みんなから文句を言われてしまいがちなパパ。それでも、いつも穏やかでとてもやさしい人だった。
「仕事、抱えてない?」「今日はまだ残るの?」なんて、いつも気にかけて声をかけてくれた。

私より20歳くらい上のママは、根っからの明るさと強さをもつひまわりみたいな人だった。腰を痛めて休む以外は決して倒れることなんてない、頑丈で無敵の人だった。

仕事中もとにかくよくしゃべる人だったけど、昼休みにはお弁当を食べながら、いろいろな話をしてくれた。旦那さんのこと、春から高校3年生になる娘さんのこと、自分が小学生だったころのこと。通勤電車でこんなことがあった!って話や、それから、福島出身の彼女がみた被災地の話。

「うちの娘、春休み入ってから、まったく勉強してないんだよ。それで大学行きたいなんて言ってるんだからねぇ、いったいいつになったらやるのよ~。アハハハ!」「本当に、よく食べるのよ~。最近、ちょっとダイエットしなきゃなんて思い始めたみたいだけど!」
と、今日もこんな感じ。

おおらかなママだなぁ。私もこんな子育てしたいなぁと思う。

そう、私がまだヨメに行かないこともよく気にかけてくれていた。いろいろな作戦を考えたり見つけたりしては、提案してくれる。なぜだか私よりも張り切って(笑)。なんだかそういうの、とても嬉しい。

「まだまだ産める年齢だけどね。産むのはいいのよ、なんとかなるの。でも、育てるのにすごく体力が必要なんだよ。できるなら早く産めるといいね」

彼女も、子どもを産んだのは30代後半だったから、子どもと一緒に飛び跳ねたり走り回ったりするのがちょっと大変だったみたい。

結婚していつか子どもを産むことができたら、その子を抱いて、彼女に会いに行きたいなぁ。きっと、思いっきり抱きしめてヨシヨシかわいがってくれるにちがいない。

本当に、元気でパワフル。彼女がめげたりしょげたりしている姿なんて見たことがない。何もかも、アッハッハって笑い飛ばしてしまうんだ。常に、物事をよりよくしようと考えていて、思いついたことがあればすぐに行動を起こす。上の人にも躊躇せず、はっきりと意見を述べる人だった。

かっこいいなぁ。頑丈だなぁ。

それでも、だれもが(そのなかでも、本人が一番)予期していなかった異動の話には相当ダメージを受けたようで、発表された日の帰り道、涙をこぼしていたみたい。あの強くて元気な母ちゃんが・・・。この場所で、やりたいことがまだまだ、山ほどあったのだと思う。彼女の発案で最近ようやく形になりはじめていることもあったのに。それを手放して去っていかなきゃならないなんて。悔しかったのだろうなぁ。

こんなお母さんのこと、大好きなのに。

どうして、好きな人はすぐに遠くへ行ってしまうんだろう。

さみしいよ。

そんなことを考えていた時。

「私だと思って。この子は、置いていくからね」

彼女が、彼女の好きなディズニーキャラクターのクリップを、私の卓上カレンダーにとめてくれた。

お母さん・・・。私、頑張りますよ! お母さんみたいにいつでも明るくふるまえるように頑張る。

彼女の笑顔は、これから新しい場所でいっそう輝いて、周りの人を明るく照らしてくれるのだろう。それはとても嬉しいことだ。

私も、新しくいらっしゃる人たちとまた頑張ろう。人とのお別れは、どうしてもつらいことだけど、また新しい出会いがある。新しく人と出会うことは、楽しく、嬉しいことなのだから。

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2012年3月23日 (金)

赤だしの香り

最寄駅から家まで歩く帰り道。

ふわりと、みそ汁のにおいがした。

あぁ、いいかおり~。

これはきっと、赤みそにちがいない。めずらしいなぁ、この辺って、合わせみそや白みそを使うんじゃなかったっけ(だって、スーパーの棚に赤みそは少ししか陳列されていないし)・・・などと思いながら、白いごはんの横で湯気を出すおいしそうな赤だしの姿を思い浮かべた。

私の出身地は東海地方。赤みそ文化だ。食卓に、赤だしは欠かせない。

日本全国の家庭で、みそ汁をほぼ毎日飲む習慣があるのかどうかはわからないけれど、私の実家では、ほぼ毎日みそ汁が登場していたような気がする。少なくとも、みそ汁大好きな父は、毎日必ず作っては朝晩欠かさず飲んでいたはずだ。具はシンプル。材料ひとつでもみそ汁はおいしくできてしまうのだ。もやし。短冊切りにした大根。玉ねぎ。豆腐。ときどきなめこやあさり、などなど。

学生時代にアルバイトをしていた和食処でも(といいますか、和食処だから当たり前なのですが)、おそらく、赤だしは欠かすことのできないきわめて大切なものだった。

赤だしがたっぷりと入った鍋が、常に弱火(とろ火というのかな)にかけてあって、味が濃くもうすくもならないように気をつけなさいと、いつも言われていた。具は、入っているかいないかくらいの小さな麩とわかめ少々なのだけど。和定食には、やっぱりみそ汁がなくっちゃね。

赤だしの香りに包まれると、なんだか安心する。

カレーのにおいではなく、ホイコーローのにおいでもなく、香ばしい焼き芋のにおいでもない(もちろん、食べもののおいしそうなにおいは何でも好きなのですが)。

私の心を最も穏やかにさせてくれる食べもののにおいとは、赤だしの香りなのかもしれない、と今日、思った。

といいながら、最近作っていないなぁ。

明日あたりにでも作って、香りに癒されてみることにしようかな。

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2012年3月21日 (水)

自分自身に惚れること

けさの新聞に、印象的な記事(コラム)があった。

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人気番組「料理の鉄人」で、フレンチの鉄人として活躍した坂井宏之さんが道場六三郎さんとの対談で興味深いことを語っている。料理人が将来、伸びるかどうかはコックコートを着た姿に自分自身が惚れるかどうか、で分かるという。

自分を鏡に映し、「おぉ、かっこいいじゃん」と惚れることができる人は、料理人として生きてゆく気持ちが強い人だ。「惚れた軸はぶらすなと。この軸がぶれると二流になってしまう」と語っている(『致知』四月号)

<2012年3月21日 東京新聞朝刊『筆洗』・・・私の地元、中日新聞なら『中日春秋』より>

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自分の仕事人生を振り返ってみた。

これまで、自分の姿に惚れたことがあっただろうか。

(とてもはずかしく、好ましくないことだとは十分承知しておりますが、)私にはいくつかの職歴がある。

どの仕事も、決して中途半端な気持ちで選んだわけじゃなかった。面接のときだって、その会社に対して「あなたに一生ついていきます」くらいの気持ちで臨んだものばかりだ。

そして、在職中には仕事に全力を注いだ。仕事ができるようになりたいと、ただ必死で取り組んだ。小さな私だけど、少しでもたくさん貢献したいと思ったし、その仕事で自分の持っている力を発揮したいと思っていた。

でも、うまくいかなかった。一生を捧げることができなかった。数年働いただけで結論なんて出せるものではないけれど、その仕事を続けていくんだという強い気持ちを、そのときの私は持つことができなかった。

鏡に映った自分は、惚れられるなんてものではなかった。鏡を見るのも嫌だった。

どうにかよくしようと必死になり、とにかく一生懸命やる。そんな自分の姿は、誉めてやることができたのかもしれないが、自分の力のなさに苦しみもがきながら、目の前のことをこなすことだけで精いっぱいだったのだ。そんなふうにしか仕事ができない自分が、たまらなく嫌だった。

ただ、いま思えば本当に、数年で自分の望むように仕事ができるわけなんてなく、何十年も続けていけばこそ見えてくるものがあるのだから、簡単に答えを出せるようなことじゃなかったのだとも思う。私はすぐに、逃げてしまったのですね。新しい方向に向かえば、きっと自分がうまく歩ける道があるのだと、思ってしまったのですね。

何だかすぐに重くなってしまう私の性格のせいもあると思うのだけど(20代のころは、いまにも増して・・・)

惚れられなかったのだな。

惚れるものにまだ出会っていなかった、と思ってもいいのだろうか。

*

自分の姿に惚れている人というのは、見ていてすぐにわかる。

輝いている。その人の雰囲気から、パワーが伝わってくる。

仕事について熱く語ってくれる友人も、子だくさんで育児や家事に走りまわり、忙しいながらもママの笑顔いっぱいの友人も、輝いていてとても素敵で私は大好き。

~自分の話に戻しますが~

とにかくいまの私には、「翻訳」という、自分が歩いていきたい道がある。

(ちょっとはずかしいこと言いますが)

いまは、翻訳が好きだと胸をはって言える自分が好き。

「翻訳」に、翻訳の勉強を頑張っているときの自分自身に、惚れることができる(おっ、よく言った! くれぐれも、惚れた軸は、ぶらすなよ!)。

いつか、本物の翻訳者になった自分自身を鏡に映し、「おぉ、かっこいいじゃん!」と大きな声でいえるようになりたい。

今度こその、今度こそ!!

『筆洗』の最後は、こんなふうにしめくくられていました。

「働くことは大変だ。鏡に映った自分の姿に惚れる。そんな仕事に出会えた人は幸せである」

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2012年3月17日 (土)

雨の日のにんじんサラダ

朝からざぁざぁ降りの雨。今日は散歩に出る気にならず、家でおとなしくしていることに。

週末はたいてい、食品を使い果たしていることが多い。だから土曜日の今日も、メインになりそうな材料はほとんどなかったのだけど・・・家にあるもので作れるおいしい料理は何かないかなぁ。

・・・あ、思い出した!

Photo
姉に教えてもらっていた、にんじんサラダ。

体の不調にもいいみたいだから作ってみやぁと前々からすすめられていたのだ(やっと作ったよ~!)。

にんじんを千切りにしてツナと和えて、味を調えるだけ。たっぷり作ってタッパーに入れておけば2~3日食べられる。

私は歯ごたえがあるほうが好きなので(プラス、千切りが得意じゃないので)にんじんは太め。にんじん、大好きなのだ~。特に、生がね。年中、冷蔵庫に入っている。ツナと生にんじん、とってもよく合うのね。いくらでも食べられそう。

それから、緑のカケラは、

Photo
うちのベランダにいるイタリアンパセリくん。

1月のはじめ、ビオラのおじさんと一緒にうちのベランダにやって来た。

凍える寒さの1、2月は元気なくひょろひょろの姿でちょっと心配だったのだけど、3月に入り、ぽかぽかの陽射しも浴びるようになったら、途端に新しい葉っぱが次々に出始めたのだ。よかった~!

明日は晴れるといいなぁ。

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2012年3月13日 (火)

白い星

夜、帰宅途中。

横断歩道を渡ろうと、その一歩を踏み出そうとしたとき、ふわりとやわらかく甘い香りがした。

(――沈丁花だ)

思わず、引き返す。

(あぁ、やっぱり)

沈丁花が、白く小さく、ぱっとはじけるように咲いているのを見つけた。

*

細い路地を歩いて行くと、塀のうえから枝を伸ばす梅の木のあるお宅がある。

毎日、梅がひとつひとつひらいていくのを見るのを楽しみにしている。

今夜も、暗闇に白い星が光るように、梅の花がぽつりぽつりと浮かんでいた。その星は、日に日に増えていく。

一気に咲き乱れる桜の花も好きだけど、こうして少しずつ数をふやしていく梅の花の咲きぶりが好き。

冷たい空気を頬に感じながら見る夜の梅の花が好き。

空を見上げれば、まだくっきりと見えるオリオン座。

冬が遠ざかっていくのが、少しだけさみしく思えた。

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2012年3月10日 (土)

あのときの子どもたちに

ひさしぶりに、「世界に一つだけの花」(作詞・作曲 槇原敬之)の歌を聴いた。

この曲を聴くと必ず、「一輪車クラブ」のことを思い出す。

この曲が爆発的な人気をみせていたころ、私は児童館に勤めていた。公民館の機能も兼ねていた施設だったから、乳幼児からおじいちゃんおばあちゃんまで、あらゆる年齢のかたが訪れる場所だった。

「一輪車クラブ」は、小学生を対象として毎週土曜日に活動を行うクラブだった。年に一度、市内にある10くらいの児童館・児童センターが合同で開催する「児童館まつり」では、一輪車クラブによる発表会がある。全部の児童館のクラブ員たちがひとつの大きな輪になるのだ。

そのときのテーマ曲が「世界に一つだけの花」だった。一輪車だからもちろん両手は空いている。その両手にビニールテープでつくったボンボン(なつかしい)を持って、振り付けをしながら大きな輪をつくり一輪車をこぐ。とても華やかなものだ。

「世界に一つだけの花」の歌が流れてきて、そんなことを、思い出した。振り付けも全部覚えている。

たくさんの子どもたちの顔も浮かんできた。

一輪車クラブの子たちだけでなく、児童館にやってくるたくさんの子どもたちのことを。

毎日、学校から帰り、家にランドセルを置いた子どもたちが、午後3時半をすぎるころから児童館へやってくる。「こんにちはー!!」いつも一番乗りに飛び込んでくる男の子。ものづくりが大好きで人懐っこい女の子。制服のままやってくる中学生のおしゃべりな女の子2人組や、ダブルダッチに燃える高校生だってやってくる。

朝のうちは、お母さんと赤ちゃんの時間。乳幼児クラブで、アンパンマン体操をしたり小麦粉ねんどで遊んだりしたこと。ご年配の方と、ちまきを作って食べたこと。もちつき大会、大鍋会、栗拾い。ぐりとぐらに変装したクリスマス会。

いつも、いろいろな人たちが自由に出入りすることができるにぎやかな場所だった。見慣れた顔にほっとしたり、新しい人と人との出会いに嬉しくなることがたくさんあった。

たとえばあのとき10歳だった子なら、いまではもう成人している。
あのとき3歳だった子なら、いまではもう中学生だ。
中学生のお姉さん方は、社会人。ママになっていてもおかしくない年齢だ。

いま、どんな顔をしているかな。

どこで、何をしているんだろう。元気かな。思い描いた人生を歩んでいるだろうか。

急に、会ってみたくなった。

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2012年3月 9日 (金)

春へ

ぽかぽかと昼間の陽射しが暖かく感じられる日があったかと思えば、冷たい雨と空気に凍える思いをする日もある。

春に向かう天気は、いつも不安定だ。

そんな空模様がつづくほんの数日前のこと、あまりにも冷たく悲しい話を聞かされてひどく沈み込んでしまう日があった。あれこれと思いをめぐらすほどに、何を支えにして、どこに向かって歩いていけばいいのかわからなくさえなりそうになった。でも、何が起ころうとも、何もかもを受けとめて前を向いて生きていかなければならない。覚悟しなければならない。そうも思った。

その翌日、それとは反対に、とても暖かい気持ちにさせてくれる思いがけない言葉を聞かされた。近すぎて見えなかった。気づくことができなかった。私が少しばかり沈み込むよりもずっと大変な思いをしているはずなのに、大切なものを守ろうとして自分を盾に頑張っていてくれる。私のこれから歩く道を、歩きやすいようにしようとしていてくれる。そして、その冷たく悲しい出来事のなかにも実はたしかに暖かいものが含まれているということを、そっと教えてくれた。

真冬の寒さのなかふいに差しこんできた春の陽射しが、私をじわじわとあたためていく。お風呂に入っても、布団に入っても、涙が止まらなかった。

ずっと前から思っていた。こちこちに凍りついたその氷はあまりにも分厚く、融かしきることなんてできっこないのだと。

でも、たとえそうであっても、融かそうとすることならできる。自分が春の陽射しになって、あたためようとすることはできる。寒くなったり少し寒さがゆるんだり、どこまでも不安定だけれど、そんなことを繰り返しながら春は静かにやってくるのだ。春の暖かさはいつか、私たちの足もとに小さな花の明かりを灯し、頭上には嬉しそうにほほえむピンクの花を咲かせてくれるのだから。

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2012年3月 6日 (火)

夢に、においはあるのでしょうか。

10日ほどまえ、沈丁花につぼみがつきはじめたのを見つけた。

駅から最寄り駅に向かう途中、ちょうど横断歩道を渡りきったところにあるお宅の門の前にある一本の沈丁花。生け花に使う剣山みたいな、ひとかたまりずつの小さなつぼみが、いくつもいくつもついている。赤紫と白のそのつぼみはいつひらくのかしらと、毎日の出勤時、必ずその様子を見るようになった。

そんなふうに、沈丁花のことばかり想っていたら。

沈丁花が、夢にまで登場しました!

*****

   思いつつ 寝ればや 人の見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを 

                                       小野小町

  (あの人を想いながら寝たから、夢にあの人が出てきたのだろうか。
   もし夢だと知っていれば、目を覚まさなかったのに)

という心境ですね。恋しく思ったり、いつも気にかけていることはほんとうに夢に登場するんです!

*****  

それはしっかり、ひらいていた。そして、とても大きかった。沈丁花のひと山はふつう、ピン球くらいの大きさだけど、夢に出てきたその沈丁花は巨大なもので、ソフトボールくらいの大きさだった。

色はなぜがオレンジ色。さらに、ひとつの木にいくつも花がついているという本来の姿ではなく、彼岸花みたいな咲き方をしていた。一本の茎に、たったひとつの花がついているという・・・。

どんなにおかしなことでも信じこんでしまうのが夜に見る夢というもの。私は不思議な姿をしたその花を、少しも疑うことなく「沈丁花」と認識し、うっとりと眺めていた。

ゆっくりと眺めていたかったのだけど、夢のなかの私には急ぎの用事があった。そのあと、野球の試合に出場しなくてはならなかったのだ(運動音痴の私がなぜ? 野球の試合なんて出たことがないのになぜ?)。せめて写真を撮っておこうと急いでシャッターを切ったら、ぶれて失敗。あせっていたら、目が覚めた(もっと眺めていたかった。夢だと知っていれば、目を覚まさなかったのに)。

目が覚めてから、気づいたこと。

沈丁花には、強い香りがある。金木犀と同じように、咲くと辺りに香りがたちこめるから開花したことがすぐにわかる。

それなのに、香りをまったく感じなかった。せっかく夢で会えたのに、あの芳しい香りを感じることができなかった。

これまで生きてきたなかで見た夢で、香りを感じたことは残念ながらたぶんないと思う。あれ? でも、食べものを食べる夢を見て、おいしいと感じたことはあるような気がしないでもない・・・それなら、においも感じている? 味覚と嗅覚は違うものなのか。

わからない、思い出せない。

夢に、においはあるのでしょうか。

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2012年3月 3日 (土)

3.3

ひなまつり。

Hina
うちの玄関でにっこりほほ笑んでいてくれる陶製のひな人形。

Chirashi
ちらし寿司をつくりました。

酢めしに混ぜ込んだ具材はにんじんと干ししいたけ。シンプルです。
飾りつけには、卵、酢れんこん、スナップエンドウと甘酢しょうがを(見たままですね)。こういうの、ケーキをデコレーションしていくみたいで楽しいのだ。

Hamaguri
それから、はまぐりの潮汁。

2枚ペアの貝殻がぴったりと合い、そのもともとの組み合わせ以外の貝殻とはかみ合わないはまぐり。
こんなふうにぴったり、良い縁に恵まれることを願って、ひな祭りにいただくのですね。
やさしい味がしました。

Choco
ひなまつりだからといただいた小さなプレゼント。
春を思わせる色と模様がかわいらしいです。
3個入り。

3月3日、33歳。
育ててくれた両親に感謝。3年はやく産まれて見守っていてくれた姉に、感謝。
これからもますますすこやかに、成長しつづけます。

++

私の友のお子ちゃまで初節句を迎えたMちゃんの娘Mちゃん、Kちゃんの娘Nちゃん。おめでとうございます。すくすく元気いっぱいにご成長されますように。

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2012年3月 1日 (木)

健康診断

年に1度の健康診断。今年も、自分の勤める健診施設で受けさせてもらった。

いつも顔を合わせている人に検査をしてもらうのは、ちょっぴり照れる。そして、結果係の人には結果をまるごと知られてしまうことになる。しかたがないけど、リラックスして受けられるといういいこともあるかな。

私はいろんな検査を受けたいと張り切ってしまうのだけど、私のお向かいに座る仕事仲間さんは、「胃やらない。便やらない。だって、何か発見されちゃうのがいやだもん」・・・って。おやまあ、なんてこと。発見されるためにやるんでしょ!

ちょうど、きょう3月1日から3月8日まで「女性の健康週間」なのだそうだ。私は、自分の体が変化しているなぁということを、最近とてもよく感じる。たぶん女性であるがために悩まされる変化。思春期以降、変化は常に起こっているとは思うのだけど、それによっておこる不調を自覚しはじめたのは最近のことのような気がする。

自分の体のことを知るのはおもしろい。それに、体のメカニズムを知ることによって悩まされている不調に対抗する手段を得ることができればさらにありがたい。

いつもなら健診着姿の受診者さんを案内する立場だけど、きょうはやさしく案内される側。なんだかくすぐったい気分。

「結果がわるかったら、お説教を受けなきゃいけないんですか~!」

「お説教じゃなくて指導、指導です」

ある男性受診者さんと看護師がやりとりをしている。生活習慣を改善するために、保健師による保健指導が実施される場合もあるので、そのことを話しているらしい。

自分で問診票を記入していて、思った。食生活の項目(塩分を控えるよう意識しているかどうかとか、間食のこととか)や、運動の項目(継続して運動しているかとか、毎日どれくらい歩くかとか)などの部分で、私ももっと改善しなくちゃいけない部分があるなぁ~と反省した。

生活習慣病とは文字通り、好ましくない生活習慣が原因で発症すると思われる病気のことである。つまり、生活習慣を改善すれば、予防できるということだ。日々、自分の体に気を配って生活していれば、病気にかかる確率が低くなるということだ。

でもね、それでもかかってしまうのが病気というものだけれど。それならせめて早期発見してあげましょう。早ければ早いほど命が救われる確率も高くなるし、治療も実施しやすいのだ。

というわけで、さあみなさま、健診施設に Let's go!
女性の方は、婦人科検診も忘れずにお受けくださいね。

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