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2012年8月 4日 (土)

蝉と夏

蝉の鳴き声、真っ盛り、夏、真っ盛り。

いまが盛りのその蝉くん、わたしの家にも遊びにきてくれたんです。

夜、玄関の外の明かりの周りを勢いよく飛び回っている者がいまして。そいつったら、何度も何度も、玄関の扉やガラスの部分に体当たりするんです。ゴツン、ゴツンと、かなりの激しさで。

一瞬、私が大の苦手とするあの黒い虫がまたやって来たのか! と思って緊張したのだけど、正体は、蝉くんでした(・・・って、鳴き声から想像しただけであって、姿は見ていないから確実とはいえませんが)。なんとかして、家に入りたかったのかなぁ。分厚い扉やガラスを突き破ろうとしていたのだろうか・・・チャレンジャーだけど、部屋のなかに入れてあげることはこわくてできないの、ごめんね。

*

蝉の鳴き声をしっかり確認したのは8月2日のこと。

「あ、鳴いてるね」

仕事中に、仕事仲間と確認したのでした。

そうと気づけば、その帰り道も、街のあちこちでにぎやかな蝉の声を聞きました。

けさも、朝6:00、起きたときにはすでに、元気な蝉の声が響いていました。いったい朝何時ころから鳴いていたんでしょう。

どうしてあんなに激しく鳴くのかなぁと疑問に思って、調べてみました(これまでどうして疑問に思わなかったんだろう、わたし)。

おしゃべりすることができない赤ちゃんが、自分の思いを訴えようと必死で泣くのと同じで、蝉も何かを訴えるために鳴いているはず。

+++

正解は、オスがメスに自分の居場所を知らせるため、なのだそうです(鳴いているのはオスだけで、メスは鳴きません)。

親になった蝉の命は、わずか1週間から10日間ほど。その間に、新しい命を創りださなくてはならないから、朝から晩まで、それはそれは必死で鳴くのでしょうね。

+++

小学生のころも、中学生のころも、木がたくさんある通学路だったから蝉の声はとても激しいものだったことを覚えています。

中学校からの帰り道、あるとき友人が

「蝉の声 ミンミンミンミン うるさいな」

と一句、詠んだのですね (思ったことそのまま口に出しただけ、ですね)。

わたしは蝉の声が好きなので、そんなこと言わないで~! って反論したことを覚えています。

そう、わたしは蝉の鳴き声が好きなのです。

夏だぁーーーーー!!!

って思えるからかな。

それとも、わたしはメスだから、オスのその声に無意識に惹かれてしまっているのかも。いい声をしたオスには胸キュンですね。

*

蝉の声、真っ盛り。夏、真っ盛り。

オリンピックも、真っ盛り、ですね。

ひとりひとりの選手が、ほんの短い時間の競技に、精一杯の力を出し切る。なんだかちょうど、蝉みたいに。

8月はうれしいな。7月よりも、8月が好き。

夏だよ、夏だよ。思いっきり夏だよー!

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コメント

そうなんだ・・・オスの必死の呼びかけだと思うと、蝉の音もなんだか胸にしみますねぇ。think

投稿: jasmine | 2012年8月 6日 (月) 15時42分

jasmine さん、

そうですね…にぎやかで元気な声なのに、なんだかちょっぴり切なくなっちゃいます。

投稿: どんぐり | 2012年8月 8日 (水) 21時25分

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