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2012年8月17日 (金)

映画 『The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛』をみて

映画 『The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛』 をみました。

映画や本などの感想を述べるのがとても下手くそなわたしなので、うまいこと言えませんが、とてもとてもよかったです。

アウンサンスーチーさんの強さやあたたかさ、美しさ、女性らしさ。母親として、妻としての彼女のふるまい。その生き方すべてに心をうばわれました。

たとえば彼女のように、政治的な活動をするとか大勢のひとたちを率いる指導者になるなんてわたしには考えられないけれど、どうしたってぶれない彼女のように、自分もあんなふうに一本貫き通すものを持ってどこまでも強く生きていかれたら、と思いました。

引き裂かれても、引き裂かれても、それでもつながりつづける愛。

ドラマや映画じゃなくて、(って、これも映画ですね。でも実話ですからね)、現実に、こんなにも深い愛が存在するなんて。
途中から、どの場面を見ても泣けてしまって涙がずっと止まらなくなった。それはきっと、この映画にあふれる愛を心から感じたせいのような気がする。

たしかに、わたしが人並み以上に涙もろいということもあるけれど、でも、ただただ愛を感じることでこれだけ涙がこぼれてしまうなんて、そのことに自分でもおどろいてしまったんです。

愛なんていうことばは、わたしには使いこなせないし、軽い気持ちで口にできるようなものではないけれど、あぁ、こういうことのことを言うのねと、まったく未熟なわたしの心になにかが大きく広がるような感覚をおぼえました。

あまりにも残虐で、ここまで映像にしてもいいのかと思うほど直視できないような場面もありました。そういう状況で軟禁生活を強いられながらも、ひとびとを思いながら活動しつづけたアウンサンスーチーさんを心の底から尊敬します。

凛としたその姿や表情は、彼女の生き方そのもののようでとても美しかった。なにものにも屈することなく、彼女のなかにあるただひとつ大切なものを貫き通す力が、彼女全体を覆い尽くしていました。
かつて夫マイケルと贈りあった花であるといわれている髪飾りが華やかで素敵で、彼女の美しさをいっそう引き立てていて、ほんとうにきれいなかただなぁと見とれてしまいました。

(といっても、映画にご本人が出演されているわけではないのですがね。でも、アウンサンスーチー役のかたはほんとうに、さまざまな方向からものすごい努力をされたようです――ということが、映画公式ホームページ、こちらに書かれていました)

ちょっとした理由から、映画館にいくことが少しだけ得意ではないわたし。人に誘われて行ったのは別として、自ら映画館に行くことを決めて足を運んだのはたぶん5年ぶりくらい。

通常はそれほどに、映画へのアンテナが低い(それじゃいけないと思っているのですが)のですが、『The Lady』は、なにかの案内を見て、公開前から「絶対行こう!」と心に決めていたもの。

こんなわたしが、久しぶりに見た映画に対して急にあれこれ言うのも・・・ですが、とにかくほんとうに素敵な映画でした。刺激を受けました。(こういうのをにわかファン、と言うのでしょうか・・・そう言われてしまうのかもしれないけれど、)これからは映画をもっと見たいなと思いました。世の中にはきっと素敵な映画があふれているのねと思いました。

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