« はじまりの日に。 | トップページ | 『SOHO翻訳者の仕事部屋』を読んで »

2013年1月29日 (火)

冠詞に対する思いの変化

現在受講している医薬翻訳の通学講座10回シリーズ、「冠詞の考え方」も先日で7回目となりました。

10回とにかく、冠詞の勉強をします。

英語の冠詞といえば、a とthe です。
日本語には冠詞は、ありません。
そのほかの言語についても、冠詞のあるものとないものがあります。

7回目の授業を終えたいまの時点で、冠詞の捉え方や冠詞に対する思いが以前とくらべて大きく変化していることが自分でもよくわかります。

さまざまな言語について、

ただ単に、

冠詞があるか、ないか

ということではないのだな。

どの言語にも、「(たとえば英語でいう)冠詞が果たすべき役割」のようなものは必ずある。

英語では、たまたまそれをa とthe または無冠詞というかたちで表しただけなのだ。
日本語なら助詞などがその代わりとなるし、ほかにも語尾の変化や語順、さらに(なんと)音の変化によってもそのような役割を果たしてしまう言語だってあるらしい。

世界に存在する言語の数だけ、方法があるのでしょう。

英語の場合、中学1年の授業の最初の時点で

a=ひとつの、the =その(既出のもの) 

という図式が頭にこびりついていて、ずっと消えることがなかった。

とるにたらない存在のようなふりをして実は大変に悩まされる存在であった冠詞。
学校の授業で英作文なんてものがあると必ず、冠詞でつまずく。

そんな厄介者の(←冠詞さん、ごめんなさい)冠詞が、「冠詞の考え方」講座の回を重ねるごとに、なんだかとてもたのもしいような、そばにいてほしいような気さえしてくるようになったのだから不思議です。

そんなことを考えていたら、頭にホットケーキ作りの行程が浮かんできた。

小麦粉、卵、牛乳、砂糖にバター、バニラエッセンス・・・。

各材料(たとえば英語なら、名詞、動詞、形容詞、冠詞など・・・)はもともと独立したものだけど、それがひとつのボウルに入れられて、次第にひとまとまりのタネになっていく。

ほかの仲間とくっついたり、それ自体かたちを変えたりしながら、うまく混ぜ合わさっていくのだ。互いに隙間を埋めるように。自分以外のものに働きかけ、相手が持っていないものを与えたり受け取ったり。
どう混ざり合うかは、それぞれの材料が持つ性質や、それが机の上に準備された時点で果たしている役割によって決まる。

そうやってなめらかになったタネがフライパンに流し込まれて上手に焼かれれば、最後にふっくらとおいしいホットケーキ(文章)が出来上がる。

ホットケーキがおいしくなるかどうかはもちろん、調理する人(文章を書く人)の腕にかかっている。

材料同士がうまく絡み合わなくて、「ダマ」ができちゃったりなんかしたら、おいしくないぞ(文章がごつごつ、くっつくべきでないもの同士がくっついちゃったりしたら・・・まずくて食べられません)。

さまざまな国の言語の例を交えながら、あらゆる英単語についての説明が可能となる共通の法則を見つけ出し、それを私たちに惜しみなく分け与えてくださる先生のお話。「ことばってなんておもしろいんだろう」と、毎回たくさんのお土産を手に感動しながら家に帰ります。冠詞からはじまり、ことばの仕組みのいろいろまで世界はどんどん広がります。もちろん、冠詞のひみつを知り、得られた知識を自分自身で活用することができれば、翻訳にぐーんと生きてくることは間違いありません。

私の受講している医薬翻訳講座(通信と通学)は、トライアリストという講座です。

語りだすと熱くなって止まらなくなるので・・・またの機会にしますが、最後にひとつだけ。

○●○●○

Soho
届きました! できたてほやほやの本です。とってもうれしい~!!

『SOHO翻訳者の仕事部屋』 まな!著/トライアリスト東京

これは、トライアリスト受講生である私の大先輩である「まな!」さんの著書です。

○●○●○

後日あらためて、紹介させていただきたいと思います。わくわく!

|
|

« はじまりの日に。 | トップページ | 『SOHO翻訳者の仕事部屋』を読んで »

トライアリスト」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1423813/49018197

この記事へのトラックバック一覧です: 冠詞に対する思いの変化:

« はじまりの日に。 | トップページ | 『SOHO翻訳者の仕事部屋』を読んで »