心と体

2013年2月24日 (日)

冬の終わりに・・・

少しずつ春が近づいているとはいえ、今日も全国的に凍える寒さですね。みなさま、体調など崩されていませんか?

寒さの厳しいこの冬、私の職場でも体調不良が原因でお休みされる人々が続出。

私の部署では7名中5名がこの冬、インフルエンザやら胃腸炎やら、何らかの体調不良でお休みをされました。ずっと元気いっぱいでお休みをしなかったのは、私と、私の隣の若者男子だけ。

病気になんて、かかるもんか!

気合いで乗り切って、春を迎えようとしていた私ですが・・・

今週末、少しだけ体調を崩してしまったのでした(会社はお休みしていないのですが)。

金曜の夜、夕飯を終えてもう寝るだけだというときに、おなかの具合が悪くなり・・・。
まあ、ちょっとしたことだろうと思っていたら、あらあら・・・何だか悪化して・・・。

もしかして、この冬猛威をふるった胃腸炎をひきおこすあのウイルスが、ついに来てしまったのだろうか。いやだー! それは避けたいよぅ。その経験者から、相当大変だということは聞いている。

それとも、風邪かインフルエンザ?・・・その可能性も否定できない。
でも、熱を測ったらまったくの平熱。節々の痛みもない。大丈夫そう。

どうか、この不調よ、おさまって!

願いが通じたのか、ひとまずは落ち着いた。ひとり暮らしの夜の病、心細くていろいろ不安になってしまうのだけど、こうなったらもう寝てしまえ!と床につく。

迎えた土曜日の朝。

あぁ、よかった。ぐっすり眠れた。元気になったみたい。

ただ・・・食欲がない。食べようという気持ちがおきない。

こんなの久しぶりだ。

それでも、朝食にバナナとゼリードリンクを摂取。昼と夜には、おかゆを茶碗半分、なんとか食べてはみるのだけど、少し食べると何だかもやもやする感じ。

体は、元気なんですけどね、やっぱり胃腸がなんとなく不安がってるみたい。

そして今日、日曜日。

今日は翻訳講座がある。胃腸が不安がっている感じで外出するのは不安だし、授業に集中できないのも先生やみなさまに申し訳ないので、出席するかどうか、直前まで様子を見ることにする。

どうやら、大丈夫そう♪

食事は相変わらず、おかゆを茶碗半分にゼリードリンク(しか体が受け付けない)だけど。

そうしたら、授業中におなかがギュルギュルと元気におしゃべりし始めてしまいまして・・・(このギュルギュルは、おなかすいたよ、ごはんほしいよの合図)。

少しずつ、胃腸も元気になってきたみたい。

今日もたっぷり、睡眠をとることにします。

徐々に、いつものようにモリモリ食べられるようになりたいな。

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2012年9月17日 (月)

復活と決意

土曜日の体調不良はやはり一時的なものだったようで、その後は何ともなく元気いっぱいに過ごしています。

心配して連絡をくださった方々、ほんとうにありがとうございました。あたたかさが心にしみこみました。よけいな心配をかけてしまって、ごめんなさい。

小学校などの朝礼などでもこれまで、こんなふうに倒れたことはなかったのに、この年齢になってこんなことが起きるとは、ほんとうに思いもよらないことでした。

自分なりにちょっと研究しました。今後このようなことが起こりそうになったときに、どう対応すればいいのか。このような発作を誘発する原因を、どう取り除いたらよいのか。

まず、すぐにできることは、生活習慣を改善することです。

よい睡眠をとること。睡眠時間をきちんと確保すること。やりたいことややらなきゃいけないことがあるとどうしても睡眠時間を削ってしまいがちだけど、しないようにしよう。それが積もり積もれば体調不良を招き、結局寝込んでしまったなら、やりたいことができないどころかつらい思いまでしなきゃいけない。
あたりまえだけど、あたりまえにできていないのだなぁ、健康第一!!

それから、体質を改善したい。

思いきり風邪をひいて寝込むなんてことはほとんどないけど、日々の小さな不調を引き起こす小さなわるものたちが、体に意外にもたくさんいるような気がする。その源が、低血圧なのかもな~と思う。なんとかしたいと思います!

最後に、日々、心を穏やかに保つこと。

いっぱい笑おう。声を出してね。笑いは、ほんとうに健康に効くらしい。
深刻になってしまいそうなことがあっても、それをユーモアに変えてみよう(時と場合にもよりますが)。いつでも、心に余裕を持っていたい。ユーモアは無敵です☆

「人生は短い。時間は限られている。だからもっと時間を有効に使って頑張らなきゃ!!」って思うには思う。「時間がもっとあったらいいのに!」って思う。すご~く思う。

でも、どうやら私は、こういう考え方にはまりすぎると息が詰まって逆に苦しくなってしまうみたい。自分に甘いってことかもしれないけれど。

それよりも、「時間は十分にあるのだから、そのなかでできることを精一杯やろう。いま自分ができることを、精一杯やればいい」 私の場合だけど、こんなふうに大きく構えていたほうが逆に、いろいろとうまくいくような気がしている。苦しくならずに息切れせずに、進んでいけるような気がしている。

さあさあ、こうやって書いているだけで気持ちが前向きになってきましたよ~!!

○●○

なんでもかんでも書いてしまうブログで申し訳ないと、いつも裏で反省しております。心配までもかけてしまいまして・・・。
ほんとうに、このような気まぐれブログを読んでいてくださる方々がいらっしゃるということに、心から感謝しております。いつも、ありがとうございます。

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2012年9月15日 (土)

気を失って、人のあたたかさにふれました

きょう、外出時に気を失って倒れてしまった。

倒れた、と言ってもいすに腰掛けた状態から、なので、頭を打つなど大変なことにはならずにすみました。

++

月に一度くらいの頻度で開催されているNPO法人主催の医療セミナーに、ほぼ毎月参加させていただいている。

きょうのテーマは、「消化管間質腫瘍(GIST)」。

講演を聞いている最中、急に、本当に急に、強いめまいと気持ち悪さに襲われた。机の上に置いてあったタオルハンカチを額に当ててうつむき、なんとかやりすごそうとする。

「大丈夫ですか! 大丈夫ですか!」

次に気づいたときには、私はいすから落ちて床に半分寝転ぶような姿勢になっており、何人かの人に囲まれていた。

いったい自分に何が起こったのか、まったくわからなかった。

額がいやな汗でベトベトに濡れている。手がじんじんしびれている。
「だいじょうぶ・・・です」となんとか声をしぼりだす。

「あちらにソファがありますから、横になりましょう」

両脇を支えられながら立ち上がったが、足がふらつき、とてもひとりじゃ歩けなかった。

ソファに横になり、しばらく休ませてもらった。

「何かご病気をお持ちですか?」「GIST(←今日のテーマの病気。セミナーには、患者さんが参加されることも多い)ですか?」「以前にもこのようなことがありましたか?」「妊娠されていますか?」

医療セミナーということで、医師や看護師の方々がたくさんいらっしゃるのだ。私は安心して目をつぶり、周りの方々のお言葉に甘えて体を休めた。

その間、スタッフの方がずっとそばについていてくださったり、先生が様子を見に来てくださったり、開催施設の方が毛布やあたたかいお茶を持ってきてくださったり。

だいぶ回復し、体を起こしてからも、私が完全に落ち着くまでゆったりと会話をしながら見守っていてくださいました。

ほんとうに、たくさんの方々のあたたかさにふれました。

たとえば家にひとりでいるときにこんな状況に陥ったなら、ひとりで戦うしかないのです。周りに助けてくださる人がいるということが、とてもありがたくてうれしかったです。

少し休んだら手のしびれも気分の悪さもおさまり、いまはもうすっかり回復です!!

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2012年5月26日 (土)

献血しよう

 女子高生A 「きょう私誕生日、献血しよう」

 女子高生B 「駅前に、献血ルームがあるよ」

 そして二人は、「じゃあ、行こう♪」と言って楽しそうに献血ルームへ向かう。

このフレーズ、岐阜人ならおそらく知らない人はいないでしょう、と言えるほど、昔、岐阜テレビで頻繁に流れていた有名CMです。たぶん、誕生日を迎えて献血できる年齢に達したから、さっそく行こう! ということなのだと思う。

私がはじめて献血にチャレンジしたのは、10年くらい前のことです。しかしそのとき、血圧の値が基準を下回っていたため、献血することは叶いませんでした。

それ以来、献血の看板を発見するたびに、「やってみたいなぁ」とは思うものの、協力できない体なのだからしかたがないと、あきらめていたのでした・・・

が、今日なんと、願いが叶いました。

この10年、血圧の値にはほとんど変動はなかったから、今日もダメだろうな・・・だめでもともと、という気持ちで献血会場へ向かいました(と言っても、今日行ったショッピングセンターの特設会場でたまたま開催されていたので、ショッピングの途中に立ち寄っただけのことなのですが)。

記入用紙に必要事項を記入したあと、個人情報の確認と登録です。

副作用を防ぐため、事前に摂取するスポーツドリンクとドーナツを手渡されました(ドーナツは、直近の食事から時間が経って空腹状態にある人だけ)。順番待ちのあいだに、ごくごく、もぐもぐ。

「献血は初めてですか」と聞かれたので、以前にチャレンジしたが出来なかったことを伝えると、「では、データを検索してみますね」というお返事が。あっという間に、私が10年ほど前に登録したデータが出てきたようです。「以前は岐阜のご住所で登録されていますね」・・・おぉ、その通り! あの時のデータがまさか今日、引っ張りだされてるなんて。ビックリです。

次は、医師の問診と、私にとって難関である血圧測定。

「前回は、血圧が低くて献血できなかったのですね」やさしそうなご年配の先生がゆっくりとおっしゃいました。「ではらく~にして。目をつぶって・・・20秒くらい」

測定終了。ドキドキ・・・結果は?

「はい、今日は大丈夫です。上が90以上なら大丈夫なんですよ」

よかった、ギリギリセーフ。

「あとはもうひとつ、血の濃さを調べますからね」

こちらも、無事クリア! 

こうして私は、生まれて初めて献血をすることができたのでした。

「今日は、最初にお渡ししたスポーツドリンクちょうど1本分くらい(200ml)の血をとりました」

あぁ、そうやって言われると何だかリアル・・・けっこう採られたような、それほどでもないような。

最高血圧90未満のことも多く、体調によってできるときとできないときがあると思うけれど、これからもできる限り、やっていきたいな。

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2012年3月 1日 (木)

健康診断

年に1度の健康診断。今年も、自分の勤める健診施設で受けさせてもらった。

いつも顔を合わせている人に検査をしてもらうのは、ちょっぴり照れる。そして、結果係の人には結果をまるごと知られてしまうことになる。しかたがないけど、リラックスして受けられるといういいこともあるかな。

私はいろんな検査を受けたいと張り切ってしまうのだけど、私のお向かいに座る仕事仲間さんは、「胃やらない。便やらない。だって、何か発見されちゃうのがいやだもん」・・・って。おやまあ、なんてこと。発見されるためにやるんでしょ!

ちょうど、きょう3月1日から3月8日まで「女性の健康週間」なのだそうだ。私は、自分の体が変化しているなぁということを、最近とてもよく感じる。たぶん女性であるがために悩まされる変化。思春期以降、変化は常に起こっているとは思うのだけど、それによっておこる不調を自覚しはじめたのは最近のことのような気がする。

自分の体のことを知るのはおもしろい。それに、体のメカニズムを知ることによって悩まされている不調に対抗する手段を得ることができればさらにありがたい。

いつもなら健診着姿の受診者さんを案内する立場だけど、きょうはやさしく案内される側。なんだかくすぐったい気分。

「結果がわるかったら、お説教を受けなきゃいけないんですか~!」

「お説教じゃなくて指導、指導です」

ある男性受診者さんと看護師がやりとりをしている。生活習慣を改善するために、保健師による保健指導が実施される場合もあるので、そのことを話しているらしい。

自分で問診票を記入していて、思った。食生活の項目(塩分を控えるよう意識しているかどうかとか、間食のこととか)や、運動の項目(継続して運動しているかとか、毎日どれくらい歩くかとか)などの部分で、私ももっと改善しなくちゃいけない部分があるなぁ~と反省した。

生活習慣病とは文字通り、好ましくない生活習慣が原因で発症すると思われる病気のことである。つまり、生活習慣を改善すれば、予防できるということだ。日々、自分の体に気を配って生活していれば、病気にかかる確率が低くなるということだ。

でもね、それでもかかってしまうのが病気というものだけれど。それならせめて早期発見してあげましょう。早ければ早いほど命が救われる確率も高くなるし、治療も実施しやすいのだ。

というわけで、さあみなさま、健診施設に Let's go!
女性の方は、婦人科検診も忘れずにお受けくださいね。

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2012年2月18日 (土)

夜中におなかが痛くなったら(つづき)~回復編~

(2月11日の記事のつづき)

いったいどれくらいの時間が経ったのだろう。

最も苦しいところを乗り越えたときに気づいたのは、「ものすごく寒い」ということだった。パジャマの上にあたたかい上着を羽織っているものの、季節は真冬。深夜2時。身を切るようなその空気の冷たさに気づいてしまった瞬間、私の体がガタガタと震えだした。それはもう文字通りにガタガタと。寒い。つらい。もういやだ。早く布団に帰らせて! 

その願いが神様に届いたのか、ようやく私はトイレから解放された。すばやく布団にもぐりこむ。しかし、体は相当冷え切っていたようで、上着を着たままであるのにガタガタがちっとも止まらない。

*

目覚ましの音。時刻はAM 5時30分。いつの間にか眠れていたようだ。

もう昨日ので十分。いいかげん大丈夫だろう。――しかし、その考えはまったく甘かった。症状はおさまってなんていなかった。

一日、会社を休ませてもらうことにする。あとで病院にも行こう。

トイレに行く回数が減りやっと動き出せそうな状態になったのは、もう正午になろうとするころだった。意を決して、玄関の扉を開ける。

昨日の暗闇がウソみたいな明るい外の世界。なんともすがすがしい気分になる(が、気をつけないとよろめく)。

家から徒歩5分くらい(ありがたい)のところにある胃腸科クリニックに向かう。そういえば、私は都会に出てきてまもなく丸5年になるが、こんなふうに病院にかかるのは初めてのことだ。ずっと、風邪さえひかなかったってことだ(それほどおバカさんってことかしら)。

私が受付を済ませたすぐあとに、私と同じくらいの年齢の(←勝手な判断)男性がつづいて受付をした。池田さん(仮名)と呼ばれるその男性も、受診が初めてのようだ。しかも、私と同じ症状を抱えているような(←勝手な思い込み)ぐったりした様子に見えた。

診察も、私のすぐあとに池田さんが呼ばれた。点滴も一緒だった。同じ部屋で、ほぼ同時に初めてほぼ同時に終わった。いつの間にか私は池田さんに親近感を覚えていた(←勝手に、一方的に)。「つらいですよね、お互い頑張って早く回復しましょうね」私は池田さんに向かって、心の中でそうつぶやいた。私はもう孤独ではなかった。トイレで独り絶望を感じていた昨日の私ではなかった。池田さんとともに苦しみを分かち合い、回復に向けて歩んでいけるのだ。

その一歩を踏み出すべく、帰りにドラッグストアでスポーツドリンクとプリンを買った。病気のときの私の必須アイテムだ。プリンはまだ食べられる状態ではなかったので、水分を摂り、処方された整腸剤を飲み、ぐっすり眠った。今度はとてもよく眠れた。

*

月曜日。元気に会社に行った。

「熱は出なかった? せきだけ?」

朝、私を見るなり課長が言った。(おや。せきってなんのことだろう)と思いつつも、「熱は出ていないです」と答える。

そのあと、ほかの人からも「せき、大丈夫?」と尋ねられた。

「止まらなかったんでしょ?」

と。

「えっと・・・。止まらなかったのは、止まらなかったんですが。せき・・・、ではないですね」

どうやら、止まらないものの正体はいつの間にか「せき」にすり替わってしまったみたい。まあいいや、もうしっかり止まったんだから!

+++

「救急車を呼ぶかどうか迷った時にかける番号」というものがある。

#7119 救急相談センター(これは、東京都のものです)

自分の住む地域の医療サービスを知っておいて、いつでもどこでも使えるようにしておかなくてはな、ということを身にしみて感じた体調不良体験でした。

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2012年2月11日 (土)

夜中におなかが痛くなったら

それは節分前夜の2月2日、午後10時を少し過ぎたころのこと。

私の体に異変が起こった。

なんだか、おなかの具合がよくない気がする・・・そう思ってトイレに行く。
軽症とはいえないが、重症というわけでもない。それでもやや体力を消耗したので、早めに寝床に入り、眠りに落ちた。

日付は変わって2月3日午前2時。再びうめき出したおなかの声に目を覚ました私は、凍える寒さのなか、しぶしぶトイレに起き出した。

!!!

まずい。今度はけっこうな重症である。一気に背中に緊張が走った。

私は一瞬のスキを見て寝室へ行き、すばやくあたたかい上着と携帯電話を引っ掴むと再び小さな戦場に戻った。最初の一撃から、長期戦になるだろうということを確信したのだった。万全の態勢をもって戦いに臨まなければならない。

それはますます激しさを増していった。まずい。かなりまずい。やめてやめてやめてーーー!!! 叫ぼうにも叫べない。信じられないスピードで私の体から水分が奪われていく。どうしよう。急に気分も悪くなってきた。息がどんどん荒くなる。冷や汗。気を失いそう。怖い。どうしよう。ダメだ。救急車? でも・・・。止まらない。どうなっちゃんだろう。でも仮に救急隊員が来てくれたとしても、とてもトイレから出られるような状態ではない。でも助けて。だれか助けて。真剣に、まずいかもしれない。床に置いた携帯を見つめながら、ちょうどその携帯みたいに体をぴったりと半分に折り曲げてその苦しみに耐えた。とにかく意識が遠のいていかないように必死で自分を奮い立たせる。大丈夫。大丈夫。いつかはおさまってくれるはず。耐えろ、耐えるんだ、私!

ふるえる手で、携帯のボタンを押した。実家の母にメールを送る。最低限、10文字足らずの言葉をなんとかして打ち終える。

草木も眠る丑三つ時。母が起きるはずなんてない。たとえ起きてくれたのだとしても、深夜だし、そもそも何百キロも離れたところに住む母が、飛んでこられるわけがない。どうにもならないことはわかっている。でもとにかくいまの自分の状況を誰かに伝えたかったのだ。

ところが、驚いたことに母は変身して、ではなくて返信してくれたのだ。さらにその30秒後、電話が鳴った(母、ほんとうにありがとう。そして、起こしたうえに心配かけて本当にごめんなさい)。

そのときもまだ私はまともに話せるような状態ではなかった。荒々しく吐き出される息を何とか声にする。母は、まったく冷静だった。夜中に娘が突然メールをして来ようと、すこしも動じていない。

「そんなにひどいの。病院行ける? タクシーか、救急車で行くか。困ったね、そういうことしてくれる人、おらんであかんね」

母よ・・・こんな緊急事態だというのに、寂しさをますます増大させるようなことを言うのだね。そうだよ、私はいま小さな個室にひとりきり。しょうがないのだ。ひとりで戦わねばならぬのだ。

ふと、同じ敷地内に住む大家さんの顔が浮かんだ(けれど、数か月に一度くらい朝のゴミ置き場で偶然会ったときに少し言葉を交わすぐらいの仲である彼女を、おそらく70は超えると思われるおばあちゃんである彼女を、この深夜に呼び出してもよいのだろうか。呼び出してよいほどのことなのだろうか)。

それなら、同じく同じ敷地内にある24時間営業のコンビニの店員さんに助けて、と言おうか。店番でひとり以上は必ず起きているはずだ。

それとも、隣の住人に助けを求めようか。いまこの体勢でも、うしろの壁を力いっぱい叩けば何かの異変に気づいてくれるはずだ(といっても、隣の住人とは、たった一度すれちがってひとこと挨拶を交わしただけの仲だ。こんなことならもう少し仲良くして、さまざまな緊急事態にそなえて「SOS」をあらわす壁たたき合図を数パターンを決めておけばよかった)。

なんてことを思い浮かべる余裕があったのかなかったのか、とにかく耐えるしか道はない。人生もっといろいろあるのだから、こんなことに負けてちゃならぬのだ。

時の流れに、身をまかせよう。私の内から出されていくものの流れに、トイレの流れに、すべてに身をまかせよう。ときにはこんなふうに身をまかせることも必要だ(といいますか、こればかりはどうにも逆らえない)。

~(たぶん)つづく~

ひさしぶりにブログを書いたかと思ったらこんな体調不良の話だなんて・・・(しかもまだ続くのかもしれない)ごめんなさい。

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2011年11月28日 (月)

パズルを埋めていくように

1カ月に1回ほど、がんに関するセミナーを聞きに行っている。

これまでは、大腸がんや肺がん、乳がんや子宮がんなど「○○がん」がテーマだったのだけど、今回はちょっと違った。

今回は、「がんと漢方薬」の話。

がんと漢方薬? 

がんの治療法といえば、これまでの話のなかでも必ず登場してきたのは、抗がん剤とか化学療法とか放射線療法とか、そういうものだった。
がんと漢方薬が結びつくなんて、そんなこと考えたことがなかった。

だから今回の講座はとても新鮮だった。

漢方薬は、抗がん剤の副作用症状を緩和するのにとても有効なのだということ。現在そういうところにとても注目が集まっていて、研究が進められていることなどのお話をわかりやすくうかがうことができました。

*

医学のバックグラウンドがなく医薬翻訳者をめざす私にとって、こんなふうに、現場や研究の第一線でご活躍されている方々や病気の体験者の方のお話を目の前で聞くことができるこのようなセミナーはとても貴重なもので、大変勉強になる。

医薬翻訳の勉強をはじめて2年が経った。最初はほんとうに、私の頭のなかにある医薬翻訳というページはまったくの白紙だった。パズルにたとえるならば、何万ピースもあるパズルのピースはひとつだって埋まっていない状態。どのピースをつまみあげたらいいのか、途方にくれていなきゃならなかった。

でも、ほんとうに少しずつだけど、ピースをつまみあげ、組み合わせていけるようになっているような気がする。毎回こうやってセミナーに参加するのも、1ピース。通信教育の課題をやるのも、復習をするのも、1ピース。本を読むのもテレビを見るのも人の話を聞くのも全部、ひとつひとつがパズルの1ピースとなって、その絵柄を浮かび上がらせるものとなる。

購読をはじめたころは、読んでもほとんどちんぷんかんぷんだったメディカルトリビューン(医学専門新聞)も、いまは読むのがとても楽しみになってきた。

でも、楽しいからといって、パズルが埋まり、絵柄が見えてくるわけではない。

埋めるべきパズルのピースは、何万、もしかしたら何十万、何千万・・・?(きりがない)。

そう、きりがないのだ。

医薬翻訳というパズル(人生のパズルは何でも、だけど)は、完全に埋まることは、決してない。

たとえばだけど、私が、何十年も医薬翻訳の仕事を続けることができたとして、そういうときが来たとしても、パズルは埋まっていないはずだ。埋まるものではないはずだ。

なぜなら、(どう考えても、医師並みの知識や経験には絶対に追いつけないという理由もあるけれど、それは別として)埋めていくそばからまた、埋めるべきスペースが増えていくから、である。

日々、新しいことがつぎつぎに生まれている。学ばなくてはならないことが生まれ、毎日、さらに複雑な形をしたピースが私たちには課せられているのだ。一生、勉強! ということですね。

そうやって考えると、また途方にくれそうになってしまうけれど、それでもコツコツひとつずつ、埋めていこう。少しでも絵柄が見えてくるように、ひとつひとつ・・・目をこらして、必死でピースを探してみよう。いろんな方向へ手を伸ばし、足を踏み出し、埋めるべきピースを見つけよう。

でも目の前のピースばかりに気をとられて全体が見えなくなってしまわないように、ときどき、遠くから眺めてみることも必要だな。

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2011年10月26日 (水)

ほどほどにいこう

心身ともに、調子のよくない日が続いていた。ここ2週間くらい、ずっと。

のどのつまり、全身のだるさ(特に太ももから下。放り投げたくなるくらいだるい)、めまいときもちわるさ、腰痛、頭が痛くなるくらいのひどい肩こり、過剰な食欲、恐ろしいくらいの眠気、心が晴れない、イライラ、泣きたい、などなど。いろいろなわるものに、イヤというほど囲まれていた。

こんなふうに私を苦しませる原因は、たぶんだけど、わかる。毎月、どうしても襲われざるを得ないさまざまな症状たち。

これまでは、ほんの3日間くらいで済んでいたのに、今月は期間も長くべらぼうに苦しめられた。医者に宣告されたわけじゃないから定かではないけど、答えは、PMS、というものだと思う。たぶん、「うんうん私もそう! わかる、その苦しみ」という女性は世の中に山のようにいるのだと思う。人によってあらわれかたはさまざまだけど、私の周りだけでも、悩みを共有できる友人が数人いる。

どの症状にもとても苦しめられるけど、全部強烈すぎてとても困る。

眠気といえど、あなどってはいけない。ほんとうに脅威である。極端ではなく、人と話していても道を歩いていても、油断すると目を閉じてしまう。仕事中、電話をとっても舌がもつれることもある。酔いがまわるように、頭がぐらぐらっとなり、強い催眠術をかけられているような感じ。抗いがたい恐ろしい眠気。

食欲にも、これが自分の食欲なのかと驚かされる。ふだんチョコレートはあまり好んで食べないのだけど、この時期ばかりは異常に食べたくなる。それも、食べたいのはチョコ加工品ではなく純粋なチョコってやつ。自分のおなかじゃないみたいな、底なしおなかに変身する。

この土、日、ちょっと出かけたいところがあったし勉強もたっぷりしたかったのだけど、まったく無理だった。体が言うことを聞いてくれない。心も言うことを聞いてくれない。ただ泥のように眠っていたかった。でも、勉強しないことにすごく罪悪感を感じる。

さまざまな気持ちに翻弄されながら、「食っちゃ寝」ではなく「眠っちゃ勉強」という感じでなんとか過ごした。

夜。なんだか頭がふわふわする、と同時にきもちわるさにおそわれる。持続時間はそれほど長くはないけれど、それは断続的に繰り返された。勉強しようとパソコンに向かっても目がチカチカしてきて余計にきもちわる・・・。気持ちも落ち込んできて泣きたくなった。

大好きな友人がくれた数々の絵本のなかから特に気に入りのものをひっぱり出してきて眺めても、だめだった。もう、なにもかもだめ。あぁ。時刻は深夜11時。どうしたらいいんだろう・・・絶望的な気分になる。明かりを消すのもこわくなるような気分だったけど、えいやっと消して布団にもぐった。

意外と、すぐに眠りに落ちて、朝まで爆睡(なんだかんだ言っても、最終的には図太い私)。

それにしても、自分でも危険だと察知できるくらい(察知できるうちはまだ大丈夫)激しい落ち込みようだったので、これ以上はまずいやろうなと、一日、会社を休むことに。

きのうの一日は、リセットの日。

午前中は思う存分眠った。午後は、時々おそわれるめまいやなんかに対応しながらも、合い間に部屋の掃除をする。いまだにやることを放棄していた衣替え。家じゅうの湿気とり剤の交換。すこし、翻訳の課題。ベランダのコスモスを眺める。布団を干す。そして、夕方には散歩に出た。歩いたことのない方向へ、ずんずん向かっていった。途中、小さな本屋さんに立ち寄る。最後に、ドラッグストアに行き、薬剤師さんと話をする。

そしてきょうは、復活の日!

まだ残るめまいに対抗して乗り物酔い止めの薬をのみのみ、いつものように仕事をすることができた。「大丈夫? ほんとに無理してない?」 それだけ言って、あとはそっとしておいてくださる人や、細かく病状を聞いてアドバイスしてくださる人。あたたかさが身にしみこみました。

*

そんなこんなで、いつもは書きたいばかりの私なのに、ちっともそんな気持ちになれなかった数日間(といっても、ほんの4日間か)。画面をみるだけできもちわるくなっていたのでしたが、ようやく復活してきたみたい。書きたい気持ちが戻って来て、こうして書くことができたのだから(調子に乗って、長くなってきた・・・。ここまで読んでくださっている方、楽しくない話題ですし、うんざりしてますよね。ごめんなさい)。

本当は、土日とこの一週間、TOEICに向けて最後の追い込みをするはずの予定が、思いがけずうまくいかなくなってしまった。自分を追い込んで頑張るつもりが、逆に倒れてしまったなんて、本当にみっともなくて恥ずかしいったらありゃしない。どうしてこんなに極端にしかできないんだろう・・・。

取り戻さなきゃ、頑張らなきゃって気持ちでいっぱいだけど、いまはそうやって、頑張ろうっていうのが難しい。自分でも、言わないほうがいいような気がしている。

だから、ほどほどにね。日曜日のTOEICに、元気に参加できることが今の自分の目標です(なんちゅう目標の下げかた・・・情けなさすぎるけど)。

そして今日も早く眠ることにしよう。

楽しくない記事でごめんなさい。明日はもっと元気になろう!

Photo
きのうの散歩道でみた空。木と空。

Photo_2
電線と空。

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2011年10月19日 (水)

梅の種がつまる話と、秋の味覚その2

のどがつかえてしかたない。

決して、食べものがつかえているわけではない。

何者かが私ののどに無理やり押し入って来てわるさをしているのだ。

「梅核気」とも「ヒステリー球」ともいう症状らしい(医者に言われたわけではないのであいまいですが)。文字通り、梅核(梅の種)がのどにつまったような、のどに異物感がある症状をいう。市販薬も出ているから、きっとたくさんの人が私と同じように苦しめられているのだと思う。

はじめてこの症状に出くわしたのがたぶん2年くらい前。それからというもの、3,4カ月にいっぺんくらいの頻度でヤツは私のもとへとやって来る。

梅の種どころか、それはもっと大きい。私の場合、たしかコーラ味やソーダ味などの種類のある1個10円の大きな飴玉(幼いころよく見かけたもの。いまもあるのかな)くらいの感じ。そのうえ、胸のど真ん中と背中の真ん中に、両側から大きな握りこぶしがねじこんできて、これでもかってくらいぎゅーっとサンドイッチされて(イメージです)呼吸が詰まり、こらえきれずに涙が出そうになる。そのあと、のどにつかえた飴玉はゴルフボールくらいの大きさに成長し、おなかのど真ん中へめりこんだかと思うと、最後はゆっくりといやな速度でおなかの底へ落ちていく。

という症状に、一日数回襲われる。眠っている場合は、それによって目覚めさせられる。1回にかかる時間はほんの3,4分なのだけどね、これがもう厄介でしかたがない。

これっぽっちのわるさにも対抗できない自分、わるさをさせてしまう自分が情けなくて、いつも落ち込んでしまうのだけど、でも

「また来たなんて、いい根性してるじゃないか。こっちだって、負けちゃいられないんだからね!!」

と気合いを入れて何とか数分間をやり過ごす。会社にいたなら、パソコンの陰に隠れて、秘密の必殺ツボ押しを即座に実行する。いつもは一番にとりたい電話もそのときはじっと我慢。こみあげてくるツバを必死でおさえながら耐え抜く。

きっと、1,2週間のあいだに去ってくれるはず。どうしても、月末までに退治してしまわなくては!

===

元気倍増には、やっぱり食欲の秋が一番ね!

秋の味覚、その2(その1を書いたのがいつだったか・・・。遠く離れてしまったけれど、まだまだ続く予定)。

いただきものの、大きななしと柿。

Photo

なしは、ソフトボールくらいのサイズ(と言いつつ、ソフトボールの正確な大きさを忘れた)。直径約10cm。柿は色鮮やかでツヤツヤです。

岐阜市に住んでいたころは、周りに柿の木畑がたくさんありました。岐阜の特産物は柿。その名も富有柿(ちょっぴり宣伝)。畑のまえの無人販売スタンドには、かごに山盛りの柿が、お値打ち価格でよく売られていました。

秋のくだもの、たくさん味わいたいなぁ。

++

10月19日(火) 学習時間 4時間

TOEIC新公式問題集 vol.4  リスニング   50分
                  リーディング  80分
医薬翻訳基礎講座 復習            110分

+

10月20日(水) 学習時間 3時間40分 

TOEIC新公式問題集 vol.4 リスニング   110分
医薬翻訳本講座   10月21・28日分     50分
医薬翻訳基礎講座 復習            60分

                 

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